姜維「ふう、これでよし、と。」(寝台に趙雲を横たわせる)
「ありがとう、伯約。」
姜維 「それじゃ、私は仕事があるからもう行くね。後は任せたよ。」(にこり)
「う、うん……(伯約のこの笑顔がどうしてだろう、孔明様と重なるよ)」
姜維「大変だとは思うけど、よろしくね。」(笑顔で立ち去る)
「子龍……」
そっと手を握る
「……これも孔明様の罠だなんて云わないわよね?」(真顔)
「もう、いきなり倒れるだなんてどうしちゃったのよ。最近戦続きだったから?
だったら、私の槍の稽古なんてつけてくれなくて良かったのに。子龍が倒れたら意味が無いじゃない!」(涙目)
「早く、元気になってよね……子龍としたい事、沢山あるんだから。
子龍……。」(握った手の甲にキス)
趙雲「う、…っ!!!ハッ! ゆ、夢か……と、ココは私の部屋…?何故…」
ふと横を見る。
手を握って眠る。
「!?ど、どうして……いや、夢の中で名を呼ばれたのは、の声だったか…」(微笑み)
「ふふふ、無防備に寝て……信用されていると言うのは嬉しいな……
だが、私とて男だぞ? 分かってくれているのか?」
頬を撫でると、くすぐったそうに身じろぐ。
「し、りゅ…」
趙雲「……夢に私が出てるのか?」(微笑み)
「…げん、き…なって……しりゅう……」(涙)
趙雲「……
大丈夫だ。私は元気だ」
ぎゅっと手を握ると握り返される。
「……しりゅう……」(涙)
趙雲「……大丈夫だ。ココに居る……」
指で涙を拭い、目元に口付ける。
「子龍、ダメ」
趙雲「!? いや、まだ何も…!!って、寝言か……」(苦笑)
「……もう、き……ダメ………せっ……ぷん……」
趙雲「孟起!?馬超か!?駄目って!?接吻!!?
ちょ、!?起きるんだ!起きてくれぇぇ!!!」(泣)
ゆさゆさ揺らしても起きないさん。
その首筋に刺された小さな痕。
姜維「丞相、私はやりました……!!(キラキラ)
さあ趙雲殿、据え膳食わぬは男の恥!頑張って下され!
し、しかし策の成功を見届けるのが軍師の役目……ほ、他に他意などは……」(赤面)(まだ出歯亀する気らしい)
とうとう寝ている眠らされたさんに接吻をした趙子龍。ムッツリめ!
策を見届けるのが軍師の役目ですよ(By孔明)
たんの寝言は何だったのか!?
1.「孟起、ダメっって言ったでしょ、接吻すなー!!」ストレートに
2.「もう、奇襲なんてダメよ!お爺様!折角の子龍との接吻がー!」ノーマルに
3.「もう今日は許してって言ったってダメよ!切腹してよ、十分内に!」アブノーマルに
4.「孟起、今日もダメだったの……子龍ったら接吻してくれないんだよ?折角雰囲気は良かったのにどうしてダメなんだろう?」ある種危ないよね
黄忠ばーさす魏延 らうんど1
星彩「さぁ、行くわよ関平。」(武器を持つ)
関平「い、行くって云われても、拙者達2人だけで太刀打ち出来るだろうか……。」(オロオロ)
星彩「……出来る出来ないじゃなくて、するものよ。」(チラリと見やる)
関平「(ひいっ!!)―――って、あれ?星彩、あれ見て!」(指差し)
星彩「あれは……魏延殿?もしかして、黄忠殿に?でもどうして。」
魏延「……趙雲ト仲良ク……シタイ。……邪魔者……我ガ、討ツ……。」
関平「魏延殿までの味方なの!?」
星彩「流石ね。どうやったかは判らないけれど。」
関平「……暫く様子見る?」
星彩「……そうね。」(物陰に腰を下ろす)
黄忠「ちょぉぉおおおおおううんんんんんん!!!どぉおこに居るのじゃあっっ、出て来ぉぉぉおおおおいいいい!!!」
魏延「……。」
ざっと黄忠の前に立ちはだかる
黄忠「なんじゃお主は。趙雲の居所でも知っておるのか?」
魏延「…………趙雲ト……仲良ク、シタイ……。」
黄忠「なぁあにを云い出すかタワケめがあああああ!!!」(無双ゲージ上昇)
魏延「オ前……ソレ……邪魔スル、カ?」
黄忠「ぁあったりまえじゃあ!!可愛い可愛いを趙雲なんぞにやれるかい!!!」(握り拳フルフル)
魏延「ナラバ、我……オ前、討ツ……。我、……手伝ウ。」(武器を構える)
黄忠「童が、邪魔立てするなら容赦せんぞ!」(チャキリ)
関平「うわぁ……やっぱり一触即発状態だね。」
星彩「魏延殿のもしもの場合は私達が行くわよ。」(ぐっと武器を握る)
関平「(やっぱりどうしてもそうなるのか……)」(哀)
ギインギイン ガンッ キィイン
魏延「オ前…………好キカ……?」(鍔迫り合い中)
黄忠「ぅぉ当たり前じゃあ!!目ン玉の中に入れても痛くない程愛しておる!」(鍔迫り合い中)
魏延「ナラ……協力スル……、喜ブ。」(ギリギリ)
黄忠「だっだめじゃだめじゃ!それはならん!!」
キインと弾く
魏延「……ナゼ」
黄忠「可愛いを趙雲なんぞにやれるかああああああ!!」(新・無双乱舞)
魏延「……ッ……デモ。」(弾き飛ばされるも堪えて受身)
黄忠「なんじゃい!!」
魏延「ハ、趙雲ト一緒……凄ク……嬉シイ笑ウ……。」
黄忠「っ!」
魏延「我……望ム……叶エタイ……!」(無双乱舞)
黄忠「グゥッッ!!」
弾かれて膝をつく
魏延「……オ前、邪魔スル……、怒ル。」
黄忠「そっ、それがの為じゃ!の婿はワシが探してやる!!」(斬りかかる)
魏延「デモ……ソノ後……悲シム…………。」(受け止める)
黄忠「!?」
魏延「…………我ニ云ッタ。オ前ニ……祝福サレタイ……云ッテ泣イタ……。」
黄忠「―――!」
魏延「ノ事……好キ……ナラ協力……」
黄忠「ぅうおおおおおおをををををを!!!!!」
ギィインと思い切り弾く
魏延「――!待テ……」
黄忠「ーー!!」(土煙を上げ走り去る)
魏延「………黄忠……。」
関平「こ、黄忠殿……。」
星彩「心中複雑ね。」
関平「泣いておられたな。(拙者も他人事では……)」(チラリ)
星彩「それでもと趙雲殿の仲を邪魔するようであれば容赦はしないわ。」
関平「(えええぇぇぇええええ!?ち、父上!拙者はどうすれば!?)」
孔明「魏延殿もなかなかやりますね。(目障りですが)」
気配も無く2人の背後をとる
関平「しっ諸葛亮殿!?」(びくり)
星彩「はい、彼もの味方のようです。」
孔明「そのようですね。
星彩殿の心がけも、とても良いものですよ。」(微笑み)
星彩「ありがたきお言葉にございます。それにしても趙雲殿にもう少し積極性があれば……。」(溜め息)
孔明「ああ、それはなんとかなると思いますよ。」(黒い微笑み)
関平「(蜀はどうなっているのですか父上!!)」
黄忠の逃走により、らうんど1は無効試合
ぺーが縋る思いで叫ぶ父上も、乗り気だという罠。ぺーだけが蜀の良心ですよ
なんでか姜維VS馬超
姜維「ドキドキ…」(趙雲部屋の壁に耳を当てて)
馬超「おい」
姜維「うひゃぁあああ!?ば、ば、ば、馬超殿!?」
馬超「何してんだ、お前?」
姜維「い、いえ、別に……」(視線逸らし+赤面)
馬超「! はっはーん…さては出歯亀か?中に趙雲とが居るんだろ?」
姜維「そ、そんな事は…!って何してるんですか」
馬超「お前と同じ事」(壁に耳を当て)
姜維「出歯亀する気ですか!?」
馬超「お前もしてただろうが」
姜維「わ、私は策を仕掛けた軍師としての使命を全うするために…」
馬超「要するに出歯亀だろう?」
姜維「違います!どうせ馬超殿はお二人が良い所まで行ったら邪魔をする気でしょう!?」
馬超「まぁ、場合によっては」(にやり)
姜維「なりません!この姜伯約、蜀の未来と趙雲殿との未来を守ります!」(近くにあった物干し竿装備)
馬超「あぁ!?先輩にたて突くか高音ポニテが!」(物干し竿装備)
姜維「馬超殿なんて馬が無ければただのウルサイ人!負けません!」
馬超「馬だけの男みたいに言うな!ボコる!容赦なくボコる!」
姜維「いざ、力の限り!」(真・無双乱舞セリフ)
孔明「姜維、ちゃんと策を仕掛けたようですね…」
関平「策?」
星彩「どうしますか?あの二人」
孔明「関平殿、あの二人の死角から無双乱舞して下さい」
関平「はい。ってえぇぇええ!?む、無理です!(二人にボコられる!!)」
星彩「大丈夫よ、戦闘に夢中になってるから殺りやすいわ」
関平「殺り!?」
孔明「仕方ない、馬超殿を星彩殿、姜維を関平殿が倒して下さい」
星彩「承知!」
関平「承知…って、姜維殿も…?」
姜維後日談「馬超殿との戦いの最中、殺気を感じました。その殺気に気付いた時、馬超殿の後方で冷たく笑う星彩殿を見たような気がします。そして『申し訳ありません』そんな関平殿の泣きそうな声が聞こえ、私の意識はそこで無くなりました。」
Q.なぜ姜維を消し……倒したんですか?
A.孔明「策を成功させるには高音で五月蝿いから」
とばっちりを受ける姜維
だがキミが守ろうとした志はちゃんと受け継がれているぞ。頑張れ姜維、負けるな姜伯約!
趙雲「、!起きてくれ!!」
「んん……くぅ………」
趙雲「!!」
焦りながら揺らすも一向に起きる気配の無いさん
姜維達に代わり出歯亀中の3人
孔明「……どうした事でしょうか。」
星彩「起きる気配はありませんね。」(倒して気絶した馬超の胸倉を片手で掴みながら)
関平「姜維殿の策とは一体如何いうものだったのでしょうか?」(気絶した姜維をおんぶ)
星彩「確かにそうね。」
孔明「………成程。月英の薬の配合が若干狂っていたのか、文官である一般人の殿には効き過ぎたようですね。」
関平「(月英殿の薬の配合!!!!??何処まで広がっているんだこの2人に対する余計なお手伝いは!!)」(戦々恐々)
星彩「と、いう事はまだまだ起きそうに無い、との事でしょうか?」
孔明「恐らくは。」
関平「(やっと帰れる……長かった、はぁ)」
ほっと胸を撫で下ろすペー
趙雲「、頼む起きてくれ!馬超が如何したというのだ!?」
すやすやと寝息を立てて眠るさん
星彩「今が千載一遇の好機ですよ、趙雲殿。」
孔明「さあ、貴方の力量を試させていただきましょうか。」
関平「(ええええええええええええええええええええええええ!?)」
趙雲「!!」
「……んぅ……しりゅ………」
趙雲「!起きてくれたか!?」(若干安堵の色が窺える)
「――逃げ……おじい……ま………」
趙雲「逃げ!?」
「……め………ぶんちょ……」
趙雲「まめ?文鳥に豆をやろうとして逃げたのか?
全く、一体どんな夢を見ているんだ君は。」(柔らかく笑み髪を撫でる)
関平「(ブンチョ?文長?魏延殿の事、か?)」
星彩「……一向に動く気配が感じられませんね。」
孔明「本当に、奥手も良いところですね趙雲殿は。」
関平「(となると……は黄忠殿と魏延殿の戦いに趙雲殿も巻き込まれている夢でもみているのか?)」
星彩「今日はもう。」
孔明「ええ、仕方ありませんね。」
星彩「関平。」
関平「え?あ、なに?」
星彩「これ、持っててもらえるかしら?」(ぐいと胸倉を片手で掴んだ馬超を差し出す)
関平「こ、これって馬超殿を?どうして?」
孔明「帰るからですよ。今日のところは、ですがね。」(にこり)
関平「は、え?帰る……あ、はい、帰るんですね?(やっと帰れます父上!)
あ、それで星彩はどうするの?」(馬超を貰い受ける)
星彩「を連れて帰るわ。流石に祝言前に趙雲殿の部屋に一晩泊まったと黄忠殿に知れたら厄介だしね。」
関平「そうだね、それが良いよ。」
孔明「それでは本日はこれにて。」
星彩「はい、お疲れ様でした。」
関平「おっお疲れ様でした!!」(何故か敬礼)
孔明「ああ、関平殿。」
関平「ははははいい!?」
孔明「その2人を私の部屋まで運んでいただけますか?」
関平「はいいいいい!?」
ペー正解
2人には孔明先生によるお仕置きが待っているのかもしれません
黄忠 「おうっ、おうっ、ワシは、ワシはの為に良かれと思って…!」(泣)
ホウ統「よしよし、全くアンタは孫想いだねぇ」
黄忠 「じゃろう!? なのに諸葛亮殿も趙雲の仲間じゃ!
あのままでは憎き趙雲に可愛いが…!」
駆け出そうとする黄忠の腕を掴むホウ統。
黄忠 「なんじゃい。おぬしも邪魔するのか!?」
ホウ統「違う違う。はもう大丈夫だよ」
黄忠 「何ぃ!?」
ホウ統「あっしの策で諸葛亮殿の策を潰したからね」
後ろ手に吹き矢(使用済み)。
黄忠 「本当か!?」
ホウ統「本当さ。ほぅら、見てご覧よ」
指差す方向にを抱えた星彩。
黄忠 「本当じゃ!!おぬし、なかなかやるのぅ!」
ホウ統「だてに影が薄いわけじゃぁないんだよ〜」
ホウ統(まぁ、後でに(飲酒後に)シメられそうだから、今回限りだろうけどねぇ)
出ました、忘れ去られた人。いや、単に如何絡めて良いか判らなかっただけでゲフゲフ。
問題は二発も喰らってるさんの容態だ!(そして星彩にボコられたと思わしき趙雲の容態も気になる)
お爺ちゃん、味方が居るんだか居ないんだか。
これで一旦終わるらしい